第30話 「子供にもどれたらイイナ!」
2005年 10月 23日
ところが、魔法の効果対象の柊さまが、
魔法をはじき返してしまうため魔法が街中を暴走することに。
おかげで琴ちゃんが影のメインとなることになり、
この回は、可愛すぎる琴ちゃんがたくさん楽しめる回でした。
柊さま。魔法をはじき返してくれてありがとう。(笑)
勝手に借りてしまった琴ちゃんのアップから始まります。
ちょっぴり背伸びをしたくてお姉ちゃんの洋服を借りる琴ちゃん。
強気な瞳がいつにも増して可愛いです♪
「いーじゃん。貸してくれたって。」
兄弟げんかの鉄則。あんたは子供なんだから発言に、
いつも以上にハッスルして歌ねえさまに食いかかります。
「なーにさっ。大人ぶっちゃって。」
琴ちゃんと同じく勝手に奏ねえの服を借りた歌ちゃんに、
奏ねえちゃんのきつ~い雷が落とされます。
怒られる歌ねえを見てに嬉しそうな琴ちゃん♪
「いっひひぃー」
勝手にマニキュアを塗ったことがばれて恥ずかしそうな琴ちゃんです。
こっそりマニキュアの練習をする琴ちゃん。
可愛すぎ♪
「うぇっ!?」
「いーたずらじゃないもん。練習してたんだ・・・うぁ!?」
なんだかんだ言ったって結局姉の力は強しなのでした。
「はーい。」
と、玄関の反響音を響かせて琴ちゃん帰宅。
本日は、夢野家でマナちゃん特製お好み焼きパーティーが開催されていて
お腹をすかせて帰ってきた琴ちゃんは、すぐさま匂いに反応します。
「うわぁ。良いにおーい。おっこのみやき。美味しそうー。」
「うんっ」
お好み焼きを食べるのをやめるように教育的指導。
何でも今の時間にお好み焼きを食べると、
夕食を食べられなくなるからダメなんだとか。
いやいや・・・。
別に無理して夕食を食べる必要も無いんじゃ?
お菓子でお腹いっぱいにするわけでもないし。。。
どうしても納得がいかない様子の琴ちゃん。
目には大粒の涙をためてうらめしそうに歌ねえを睨みます。
「なーんでぇ?」
「自分だって食べてんじゃん。」
「中学生じゃーん。」
やーん。可愛すぎぃ。
お兄さんがお好み焼きご馳走してあげるから家まで遊びにおいでよ。(笑)
「あたしはもうちょっと食べたかったなーー。」
結局は歌ねえの言うことを聞いて
ちょっとしかお好み焼きを食べなかったみたいですね。
うーん。
お姉さんの言うことを守るなんて良い子だ。
しかも掃除をしてる姿が可愛すぎる♪
自分が思ってることをちゃんと相手に言うのは大事ですよね。
ケンカしないとわからないものも絶対にありますから。
「お姉さんぶっちゃって。」
二人の姉にいじめられてせっせと掃除をするシンデレラに、
いつか幸せは訪れるのでしょうか?
日本の年功序列のシステムに疑問を抱く琴ちゃん。
末っ子って必ず一度はこういうこと思うみたいですよねぇ。
特に夢野家みたいにあまり年の差がない姉妹はさけては通れない経験です。
「ちぇ。あたしが先に生まれてれば、いーっぱい食べれられたのにぃ。」
夢野家全体に悪夢魔法が発動します。
今まで威張っていた歌ねえも、5歳くらいの幼稚園児に逆戻り。
マナちゃんやミキちゃんも魔法にかかり夢野家では琴ちゃんが、
一番大きなお姉さんになってしまいます。
「えぇ?」
「うぅぁぇ?」
「歌ねぇ。。。じゃあ。」
「これって、、、クロミの仕業だよねぇ?」
自分がお姉さんになれたことが嬉しくて仕方がない琴ちゃん。
今までの仕返しをしようとばかりに
急にお姉さん風を吹かせようと試みます。
「あっ。ひひぃー。」
「さーてと、これであたしがお姉ちゃんなんで、
みーんなあたしの言うこと聞くよーにっ。」
「あっ?」
と、ドキドキしながら目を開けて周りを見てみると、
幼児に戻った歌ねえたちの姿はまったく見えません。
声がするほうへ急いで向かってみると、
そこには玄関の壁中にいたずら書きをしている歌ねえたちの姿が。
子供たちのあまりの非常識ぶりに、
お姉ちゃんになった琴ちゃんも困惑気味です。
「マジ?」
まだいいものの、奏ねえがこの世で命よりも大切にしている
ブランド物の口紅だったからさぁ大変。
琴ちゃんの脳裏には烈火のごとく怒る奏ねえの姿ばかりが浮かびます。
「それって・・・まさかっ?」
「ぅああぁーーーー。
それって奏ねえちゃんの命よりも大切なブランド物の口紅ぃー」
恐怖のあまり真っ白になる琴ちゃん。この後どうなるっ!?
「このタイミングで・・・帰ってきたのぉ?」
と、瞬時に土下座しながら神に祈りをささげる琴ちゃん。
どれだけ怖いんだろう。怒ったときの奏ねえちゃんは。(笑)
琴ちゃんは恐怖のあまりに発狂を始めてしまいます。。(笑)
「ぅあぁあああああああああああああ」
この一連の琴ちゃんの一人セリフ。
碧ちゃんの実力がたっぷり味わえるオススメポイントです♪
絶対に笑っちゃうことを保障します。
ぜひぜひチェックしてみてね。
幸運にも奏ねえちゃんも魔法によって幼児返りしている模様。
琴ちゃんも胸をなでおろしほっと一安心。
しばらくの間は、奏ねえちゃんに怒られずには済みそうです。
「あ~~~~。とりあえず命拾いしたぁ~~~~」
「はいっ。」
自分の命の確保をしてほっとしたのも束の間。
子供に戻ったお姉ちゃんたちは、琴ちゃんに休む暇を与えないほど、
あっちへこっちへとイタズラを繰り返します。
子供って何が楽しいのか
泥をぐちゃぐちゃにして遊ぶのが好きなんですよねぇ。
「やーめて、やめてぇ~~~。
マナちゃんどうしたらそんなに汚せるのぉ?」
「ああっ。奏ねえちゃん助けてぇ~。」
と、マナちゃんの体を綺麗にしてあげる琴ちゃん。
子供相手にいちいち綺麗にしてたら身が持たないよ。
遊ぶときは思いっきり汚して遊ばせちゃえばいいのです♪
あちこちにイタズラの痕跡が残っている夢野家。
どうやら琴ちゃんが思っていたほどお姉さんは楽じゃないようです。
いつでも元気っ子の琴ちゃんも少々まいり気味?
「ああっ。もぅど~なってるのぉ~?」
今度は歌ねえとミキちゃんの姿が見当たらなくなりました。
一人化粧遊びをして残っていた奏ねえに行き先を聞くと、
どうやら二人は外へお散歩に出かけてしまった様子です。
さすがに小学校4年生じゃなかなか子供の面倒を見るのは難しいですね。
ママは小学4年生って具合にはいかないようです。
「うぁ?歌ねえとミキちゃんはぁ?」
「ええぇ~~~~~?」
と、二人の面倒を見ながら歌ねえたちを探す琴ちゃん。
最初は色々苦労していたみたいですが、
だんだんと子供たちとの接し方がわかってきたみたいです。
急いで信号を渡った後に奏姉ちゃんをちゃんと心配したりします。
「奏ちゃん?」
歌ねえと奏ねえに置き換えて考えてみる琴ちゃん。
「あたし・・・お姉さんになってから、
怒ってるか心配してばっかりだ。歌ねえも奏ねえもそうなのかな?」
今まではお姉さんとしての良いところばかり見てた琴ちゃんでしたが、
お姉さんとしての苦労や辛さを徐々に理解し始めてきました。
「あっ!?」
ようやく歌ねえたちを発見した琴ちゃん。
小暮兄ちゃんたちと合流してどうにかこれで魔法が無事解除できそうです。
「歌ちゃん、ミキちゃん。探したんだよ?」
「うん。もぉ~大変だよ。ちょっと目を離すとこれだし。」
琴ちゃんが活を入れてる隙に歌ねえたちはあっという間にいなくなってしまいます。
「マイメロぉ~。起きてよぉ~~。大変なんだからっ。」
「みんなが居な~いっ?」
これでようやくメロディマーク発動となり事件は無事解決へと向かうのでした。
「あぁっ。みんなこんなところにっ!?」
歌ねえの腕の中もいいけど、
琴ちゃんの腕の中でもマイメロちゃんはなかなか良い感じですね♪
奏ねえと手をつないで帰る琴ちゃん。激可愛い♪
今回は、一応永代橋先生メインということで、
琴ちゃんのお姉さん体験による後日談があまりに少ないのが
あえてあげるとすればちょっと残念でしたね。
大人の苦労をわかった琴ちゃんの感想が、少し聞けたら完璧なんですけどねぇ。
ただ、琴ちゃんの活躍度や、セリフの多さを考えれば、
十分満足できちゃう最高の回のひとつでした。
永大橋先生魔法をかけてくれてありがとう。
ラララ~♪