マイメロ39話 「声が届いたらイイナ!」
2006年 12月 25日
久々に来た琴ちゃんメインの感動巨編。
果たして今年はどんな展開になるのでしょうか?
ある日に見た雅彦パパの夢の話から始まります。
鈴ママはどうやら何かをサンタさんにお願いしている様子です。
雅彦パパがこっそり聞いてみますがその内容を聞いてビックリ。
未来を先に見ることが出来る鈴ママは、
琴ちゃんの将来に大きな危険が降りかかることを知ってしまったのです。
琴ちゃんのことが心配でたまらない鈴ママ。
そこで無理は承知でサンタさんに琴ちゃんを助けるように
お願いしているのでありました。
「うわぁーーーーーーーーーーーーーーー」
「おとうさぁ~~~~ん。」
クリスマスの日には家族でスキー旅行に出かける予定の夢野家。
ところが琴ちゃんは急にスキーには行かず
おうちでクリスマスを迎えたいと言い出します。
「クリスマスツリーの飾り付けをするの。」
「琴はやっぱりスキーにはいかない。」
「うちでサンタさんがお母さんを連れてきてくれるのを待つの。」
「琴ぉ。サンタさんに手紙で頼んだのっ。
またお母さんに会わせてって。」
「サンタさんは子供のお願い何でも聞いてくれるんだから。」
来ました来ました。
さすが琴ちゃんメインのクリスマス回。
セリフがたっぷりで碧ちゃんの活躍を十分に楽しめちゃいますね♪
ここらへんの声質は、無印第4話のラストらへんに近い感じ?
いつにも増して子供っぽい感じです。
お母さん絡みの琴ちゃんは、子供っぽいのでしょうか?
お姉ちゃん達は、今年もお母さんに会うことは難しいと琴ちゃんに伝えます。
奇跡が起こることを信じてやまない琴ちゃんは、
そんなお姉ちゃんたちに反発します。
「違うもん。」
「ちーがうもんっ!!」
ところが、ここで意外に大人なマイメロちゃんが、
琴ちゃんの説得に乗り出します。
スキー場にもサンタさんは来ると教えるマイメロちゃんに、
じっくり耳を傾ける琴ちゃん。
「ほんとぉ~?」
この連係プレーに琴ちゃんもすっかりスキーに行く気を取り戻します。
いやぁ~。
大人って本当にずるいですよね。(笑)
「ふわぁ~~~~~」
「おかあさぁ~~~~ん」
「琴、いくぅ」
「はーい。」
「なーし。」
パンフレットそのままの素晴らしい設備に琴ちゃんも大はしゃぎです。
「ふわぁ~~~~~~。
すっごいクリスマスツリー。」
「あそこでお母さんに会うのかぁ。」
全員そろってれっつスキー大スキー♪
「おーっ!!」
「うわぁぁぁ。歌ねえ待ってぇー。」
ちなみに琴ちゃんの腕前は、
小学生の女の子にしては普通くらいかな?
奏ねえさまとお父さんは、
かなり滑れるほうって感じです。
子供専用のスペースで歌ねえと雪ウサギを作って遊んでいます。
「マイメロのお友達だね。」
と、琴ちゃんもスキーの合間に覗きに来ます。
今度は、歌ねえと奏ねえの夢の中に現れます。
今年もサンタさんへのお願いがお母さんに会いたいという琴ちゃん。
これにはさすがのサンタさんも困り顔です。
「サンタさんへ。
前はお母さんに会わせてくれて、とってもとってもありがとう。」
「今度のプレゼント。たくさんたっくさん考えたの。
ローラーブレードとかぁ。。。綿アメ作り機とかぁ。。。」
「一度だけでいいの。あと一度だけっ。
琴ぉ、お母さんのあの歌覚えたから一度だけお母さんに聞いてもらいたいの。
お願いサンタさんっ。」
二人同時に同じ夢を見た歌ねえは、これが鈴ママから
琴ちゃんを守るようにとのメッセージと解釈し、
琴ちゃんにスキーの際には十分気をつけるように注意します。
「ふぇっ!?」
ゲレンデでの楽しさに徐々に注意を忘れていく琴ちゃん。
「うわぁ~~~い。
よく見えるぅ~~~~。」
「歌ねえもくればいいのにぃ。」
「ふわぁ~~~~~。早く夜になってお母さんに会いたいなぁ。」
お母さんに会える時間が近くなるにつれて
テンションがあがってくる琴ちゃんが可愛いです♪
「うわぁ~~~~~~。」
と大きな声を叫びながらスキーをすべる琴ちゃんの姿が。
えっ!?
いきなりピンチの場面かよ? 展開早っ!!
と思いましたが、このピンチはなんなくクリア。
琴ちゃん。単にゲレンデで転んだだけでした。
あれだけ前フリしてたんだから、勘違いする人も多いよね??(笑)
「いだぃ・・・」
と、転んだあとに言う一言が相変わらず可愛いです♪
「平気よ。もぅ~~~。」
琴ちゃんへの本当のピンチがやってくるのでした。
時刻も夕刻になりライトが灯ったクリスマスツリーを見ようと
見晴らしの良い丘の上にと一人先に向かう琴ちゃん。
「わぁーーー。綺麗。」
「もっと近くに行こう。」
「あははっ」
「早く早く。」
「早くぅ~~~~。」
「早くぅ。こっちだよー。」
琴ちゃんがたどり着いた瞬間に何故か崩壊してしまいます。
「うわぁー。綺麗。」
「うわぁああああああああああああ」
琴ちゃんを助けるにはクロミちゃんの助けを得るしかないと
サンタさんに夢で教わっていた歌ねえの頑張りもあり、
今年も無事クリスマススペシャル魔法が発動します♪
絵については、何も触れてあげない。。。(笑)
どちらかというと前作のメロディーマークに近い感じ。
前日にマイメロちゃんが作った雪ウサギに
鈴ママの魂を宿らせて崖から落ちる琴ちゃんを救出させます。
途中で雅彦パパへとバトンタッチ。
雅彦パパの娘を救おうとする強い気持ちが、
鈴ママとの協力もあって見事に琴ちゃんを助けることに成功します。
「うそぉ・・・」
心から喜びあう夢野家の人々。
今回の魔法で前回と決定的に違うのは、
琴ちゃんと鈴ママが直接は会話をしないところなんですよね。
あくまで鈴ママは、現世へと完全復活することがないのです。
それでもママという存在をしっかりと感じる夢野家の人々。
この辺の一歩引き気味なところがなかなか今回優れてるなと思うところです。
「おかあさんっ!? やっぱりお母さんだったの?」
「おかあさん。ありがとう。」
自分が成長した証として「シアワセの羽」を歌おうとします。
「おかあさん。心配かけてごめんね。
琴、あの歌覚えたから一度だけお母さんに聞いて欲しかったの。」
「聞いててね。お母さん。」
ここでの琴ちゃんは、前半部分よりも
あきらかにたくましくなった感じです。
前半、後半と微妙に違いを感じる琴ちゃんの声。
これはきっと琴ちゃんが成長したことを示しているんでしょうね。
琴ちゃんの「シアワセの羽」でハッピーエンドを迎えます。
首元には去年ママからもらったマフラーをしっかり巻いています。
この歌が琴ちゃんなりのママへのお返しのつもりなんでしょうね。
ううぅ。。。。
決して上手とは言えないけどママのために頑張る琴ちゃんの歌声。
琴ちゃんなりのこの一年間のママへの想いを考えると感動です。。。
昔は、ほんの小さな子供だった夢野3姉妹。
お母さんがいなくなってしまった後も、
お母さんという存在を胸にしっかり留めつつ、
みんなで助け合って立派に成長していくのでありました。
今年も感動をありがとう。
去年の回をしっかり見ている人には
去年とはまた違った感動を与えてくれる作品でした。
碧ちゃんの演技も本当に完璧だったと言えると思います。
素敵なクリスマスプレゼントをありがとうございました。
来年も再来年も、
ずっとずっ~とクリスマスに素敵な感動が味わえたらイイナ!!